鍵や財布、スマホなどの貴重品は無くすととにかく困ります。
しかし、特に財布は無くしてしまったら最後、クレカの差し止めや公的機関発行カードの再発行や紛失届を提出したり。。。
スマホには探す機能がある一方で財布や鍵はセキュリティ的にも無くすリスクもとても大きいです。
そこで今回紹介するのが「tile slim」という紛失防止タグ。
「あれ?財布どこ行った?」を解決してくれるAmazonや楽天でも非常に人気の高いアイテムです。
実際に購入・使用してみた感想やメリット・デメリットについて紹介していきます。
目次
tile slimはカードタイプの紛失防止タグ
tile slimは紛失防止タグを販売している会社としては最王手で、全米No.1を獲得しているtile社から発売されているアイテムです。
「紛失防止タグ」といえばAppleから発売されている「AirTag」が有名ですが、AppleがAirTagを発売する以前から一部の界隈では便利商品として注目されていました。
AirTag自体は確かに便利ではあるものの、サイズ展開がひとつしかなく、キーホルダーの一つのような使い方がメインになります
鍵やスーツケースなどにつけるのであれば使いやすいですが、財布などの薄くて肌身離さず持ち歩くものとの相性が悪いです。
tileは今回紹介するカードタイプの紛失防止タグ、「tile slim」の他にキーチェーンにつけられるような「tile mate」、ものに直接貼り付けることの出来る「tile sticker」など、いろんな形の紛失防止タグを発売しており、無くしたくない貴重品に合わせて使用することができます。
tile slimを開封
「tile slim」のパッケージは「 slim」と言う名前を使っているだけあって非常にシンプル。
入っているものに関してもtile slim本体と説明書のみ。
中身に関しても非常にシンプル。
tile slimのサイズ感
tile slimは「カードタイプの紛失防止タグ」と言うだけあって、クレジットカードと同じサイズです。
ただし、厚さに関してはクレジットカードより1.5倍くらいの厚さがあり、少し厚みがある印象です。
少し厚いことを説明したものの、この薄さの中にBluetooth機能やバッテリー、音まで出せてしまうんだから衝撃。
立派なガジェットの一つだと思います。
実際に収納してみる
実際に収納してみるとこんな感じ
とにかく財布をコンパクトにしたいので現在は「Dom Teporna Italy」のミニ財布を使用しています。
財布については過去記事でまとめているのでそちらもみてくれれば嬉しいです。
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【ミニマルな財布】Dom Teorna Italy 小さい三つ折り財布レビュー。小さい財布を探しているならこれ。
2022/8/23
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普段はカード収納部に4枚カードを収納していますが、tile slimが1.5枚分の厚みがある影響で、tile slim +2枚が限界。
と言ってもクレカ1枚+身分証明書があれば後はスマホでの決済で済ませることができるので特に問題なし。
tile slimのできること
次に tile slimのできることを紹介していきます。
ポイント
- スマホから呼び出し
- スマホを呼び出す
- タグの位置情報をアプリから確認
- 簡易的なトラッキング
スマホから呼び出し
スマホからtile slimを呼び出すことができます。
本体は小さい割に意外と大きな音で知らせてくれるので便利。
スマホを呼び出す
tileの機能としてスマホから呼び出す他にも、カードからスマホの呼び出しにも対応しています。
tileマークを2回押すことでBluetoothで連携しているスマホを呼び出すことができます。
呼び出されたスマホからはサイレントモードであっても大音量でアラームが鳴るので、簡単に見つけることができます。
タグの位置情報をアプリから確認
万が一tile slimの入った財布を紛失してしまった場合はBluetooth連携が解除された位置情報を特定することも可能です。
また、 tileを使用している人が近くを通ると位置情報が共有され、より見つけやすくなります。
tileが利用者が多いこそできる機能であると思います。
tile slimのデメリット
次にtile slimのデメリットについて紹介していきます。
ポイント
- 充電が不可(使い捨て)
- 指紋がつきやすい
- 必ず見つかる保証はない
- 一部機能が有料
充電が不可(使い捨て)
tile slimは充電に対応していません。
なので、基本的に充電が切れたら捨ててしまう形になります。
ただし、電池寿命は約3年と非常に長持ち。別製品に充電タイプのものも存在しますが充電サイクルが約3ヶ月と少し短いです。
「3年間充電を気にせずに使えるけど使い捨て」か「3ヶ月しか充電がもたないけど繰り返し使える」のであれば個人的には「3年間充電を気にせず使えるけど使い捨て」の方が気にすることが少なくて、おすすめです。
指紋がつきやすい
使ってみた感覚として少し指紋がつきやすい印象です。
おそらく素材的にも長期的に使っていくと傷も目立つのではないかなという印象です。
ただし、基本的に財布に入れっぱなしで使うのがメインになると思うので、傷は気にしなくても良いかと思います。
必ず見つかる保証はない
「紛失防止タグ」はあくまで「紛失を防止するためのアイテム」なので、必ず財布が見つかると言う保証はありません。
また、盗難の場合は間違いなく効果がないのであくまで「紛失を防止する」と言う機能であることに注意が必要です。
一部機能が有料
少し残念な点として、「一部機能が有料」である点があります。
「tile premium」(有料プラン)は月額360円、年間3,600円となっています。
有料機能としては、
- スマートアラート機能
- ロケーション履歴
- 安心保証
があります。
スマートアラート機能
tile slimを入れた財布を持たずに外出した際に通知を受け取ることができます。
出先で財布を置いたまま席を離れるとスマホに通知がくるので、より紛失するリスクを減らすことができます。
ロケーション履歴
30日間の移動履歴が地図上に残るので、落とし物の移動ログを確認し、より簡単に見つけることができるようになります。
安心保証
損傷や甲沿い有情の欠陥が発生した場合、交換用の tileと交換することができます。
tile slim前作との違い
前作( tile slim 2020年モデル)とのスペック比較はこちら
QRコードから呼び出しが可能に
前作からの大きな違いとしては、QRコードをスキャンすると持ち主に通知する機能が搭載されました。
どうしてもGPSで見つからなくても、拾ってくれた人がQRコードをスキャンしてくれれば見つけることが可能です。
他にも防水機能が向上したり、肌触りがマット仕様になったことで高級感が出ています。
まとめ:安心を4,000円で買えるならアリ
今回は紛失防止タグである「 tile slim」をレビューしました。
あくまで紛失した際の緊急手段ではあるものの、見つける手段があるのは安心感があります。
財布を無くしてしまうリスクを3年間4,000円で減らすことができるのであれば、賢い買い物だと思います。
参考になれば嬉しいです。