Googleから新型スマートフォン「Google Pixel 6a」が発売されました。
今までであればミドルレンジの価格帯でありながらハイエンドクラスのスペックを持つスマートフォンの定番として「iPhone SE」が長い間愛されてきました。
しかしそんなスマホ市場に突如として現れたのが怪物級のコストパフォーマンスを誇る「Google Pixel 6a」。
今回は「Google Pixel 6a」と「iPhone SE」、この二つの機種を比較しながらどちらが本当に回なのか5つのポイントに注目して比較していきたいと思います。
目次
1:価格
iPhoneは円安や原材料費の高騰を理由に今年7月、大幅な値上げを行いました。
その結果、現在のiPhone SEは
- 64GBモデル:62,800円
- 128GBモデル:69,800円
- 256GBモデル:84,800円
となっています。
一方で今回発売された「Google Pixel 6a」はなんと53,900円。
円安の影響でさまざまなスマホメーカーが値段変更を余儀なくされている中、この価格での発売を決定するのはさすがGoogle。
今回発売された「Google Pixel 6a」に関しては128GBモデルのみのラインナップとなっているので、単純な価格を比較するとその差は約16,000円。
価格面に関しては「Google Pixel 6a」の圧勝と言っても間違いないです。
2:ディスプレイ
次に本体サイズの比較をしていきます。
Google Pixel 6aの本体サイズは
71.8 × 8.9 × 152(mm)、重量は178g
一方でiPhone SEの本体サイズは
67.3 × 7.3 × 138(mm)、重量は144g
となっています。
サイズを比較してみるとGoogle Pixel 6aの方がサイズ自体は大きめ。
しかしディスプレイに関してはiPhone SEは昔ながらのホームボタンを採用しているため、上下のベゼルの幅が大きく取られている。そのため、画面サイズは4.7インチと現在発売されているスマートフォンと比べると本体サイズに対してかなり小さめの画面となっています。
一方でGoogle Pixel 6aは現在主流となっているノッチディスプレイを採用しており、ディスプレイサイズは6.1インチとなっています。
Google Pixel 6aの上位モデルであるGoogle Pixel 6が6.7インチであったことを考えるとれんかモデルは少し画面が小さくなっているものの、個人的には6.1インチの方が使いやすいのでむしろ良い変更点だと思っています。
また、「Google」は有機ELを採用しており、この点もiPhone SEと比べて優位。
ディスプレイに関してもGoogle Pixel 6aの勝利だといえます。
3:処理性能
次に処理性能について比較していきます。
iPhone SEの最大のメリットは搭載されているプロセッサがハイエンドモデルにも採用されている高性能プロセッサ、「A15 Bionic」が採用されている点です。
低下価格ながらハイエンドモデルと同じ処理性能を使えるという点でiPhone SEは学生を中心に大きく広まりました。
今回のに関しても同様にAndroidの廉価モデルでありながらハイエンドモデルと同じプロセッサ「Google Tensor」を採用しています。
従来のAndroidスマホであれば、ハイエンドモデルとその廉価版モデルの決定的違いといえばプロセッサの処理性能が代表でした。しかし、今回のGoogle Pixel 6aはiPhone SEに追随する形となり、上位モデルとの性能的な違いはなくなりました。
肝心の2つの機種の処理性能の差についてですが、この点に関してはiPhone SEのプロセッサの方が10%ほど処理性能が高い結果となっています。
ただし、この10%の処理性能がどこまで日常使いに響いてくるのかについては疑問が残ります。
4:カメラ性能
次にカメラ性能について比較をしていきます。
Google Pixel 6aが広角(1220万画素/F1.7)と超広角(1200万画素/F1.8)カメラというデュアルカメラ使用であるのに対してiPhone SEは広角(1200万画素/F1.8)のシングルカメラとなっています。
個人的にスマホのカメラにおいて画素数はあまり大きな比較対象にならず、画像処理の高さが高いかどうかが重要になってくると考えているが、カメラ性能の比較ではGoogle Pixel 6aの勝利。
また、今回の「Google」は写真の不要な写り込みを消す「消しゴムマジック」などの独自機能を利用することができます。
5:付加価値
おサイフケータイに対応しているかどうかや防震防水規格などの付加価値について比較していきます。
Google Pixel 6a、iPhone SEどちらについてもおサイフケータイに対応しており、どちらも防水防塵規格はIP67相当であり、日常使いでは困ることはないでしょう。
また、両機種とも指紋認証に対応していますが、Google Pixel 6aに関しては画面内指紋認証を採用しています。
さらに、Google Pixel 6aはUSB type Cでの充電が可能であるのに対し、iPhone SEはLightning端子での充電になります。
充電の際にストレスがないのはやはり「Google Pixel 6a」。
二つの機種の違いとしてOSの違いが挙げられます。
特にiPhoneはアップル製品との連携が非常に良く、他のアップル製品を持っているのであればiPhone SEを選ぶ価値は十分にあると思います。
しかし、Androidも近年ではWindowsとの連携に力を入れており、アップル製品同士ほどの連携はないものの、Android・Windows間の連携は日々進化を続けています。
個人的な結論として、充電端子がUSB type CであることからGoogle Pixel 6aの勝利。
結論:Google Pixel 6aを買え
今回はGoogle Pixel 6aとiPhone SE、どちらが買いなのか5つのポイントに分けて比較検討をしていきました。
結論から言うと、今までの比較結果を見て分かる通り、Google Pixel 6aの圧勝と言う形になりました。
正直この価格帯でここまでの完成度のスマホが出てきてしまうと、10万円近くも支払ってハイエンドスマホを買う理由を失いかねないほどの製品だと思います。
今後はただの広告代理店としてのGoogleの他に、ハードウェア企業としても台頭してくる日が来るのではないかと密かに期待しています。
オススメスマホを価格別にランキング形式でまとめました。
そちらも併せて読んでもらえたら嬉しいです。
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