AIの世界は日々進化しています。
その中でも、OpenAIのChat GPTは驚異的な進歩を遂げています。
しかし、その真の力を引き出すためには、プラグインの活用が必要。今回は、Chat GPTを最大限に活用するための7つのプラグインを紹介します。
Chat GPT初心者でも使いやすいプラグインを多く紹介するのでぜひ実際に使ってみてください。
目次
1. Web Pilot
Web Pilotは、指定したURLから情報を取得するプラグインです。
例えば、最新のニュース記事から特定の情報を抽出したいとき、Web Pilotを使ってそのURLないのサイトをChatGPTが要約、必要な情報を取得できます。
このプラグインを使うことで、Chat GPTはリアルタイムの情報に基づいて対話を行うことが可能になります。
2. Rephrase
Rephraseは、ユーザーの入力をより明確で具体的なプロンプトに変換するプラグインです。
これにより、Chat GPTの応答の質が向上します。
例えば、"天気はどう?"という曖昧な質問を"東京の今日の天気はどうですか?"という具体的な質問に変換できます。
適当な文をプロンプトとして入力しても、自動でより詳しい情報を聞き出すようにプロンプトを変更してくれるので、自分に知識があまりない分野について調べるときにめちゃくちゃ役立ちます。
ただし、自分にそれなりに知識がある場合はその情報をプロンプトに入力した方がより詳細な情報が返ってくることもあるので、使い分けると超便利なプラグインです。
3. Translate
Translateは、指定したテキストを別の言語に翻訳するプラグインです。
これにより、Chat GPTは多言語の対話を行うことができます。
例えば、英語の文章を日本語に翻訳したいとき、Translateプラグインを使って瞬時に翻訳を行うことができます。
プロンプトの打ち方次第では関西弁などの方言で出力することもできるのがGoogle翻訳などの他の翻訳機能にはない機能です。
使い所はあまりないですが、日本語で作成した資料を英語に翻訳するときなどに便利です。
4. Summarize
Summarizeは、長いテキストを短く要約するプラグインです。
これにより、大量の情報を短時間で理解することが可能になります。
例えば、長い報告書を全部読む時間がないとき、Summarizeプラグインを使ってその要点を把握することができます。
これとWeb Pilotを併用することで、URL先のサイトの情報を簡単に要約してくれます。
学術論文などの専門的な内容の要約には向きませんが、簡単な記事の要約や説明の要約には便利なプラグインです。
5. Sentiment Analysis
Sentiment Analysisは、テキストの感情を分析するプラグインです。
これにより、ユーザーの感情を理解し、それに応じて対話を調整することが可能になります。
例えば、ユーザーのテキストから喜びや悲しみなどの感情を読み取り、それに対応した応答を生成することができます。
これまでのような実用的な使用用途があるわけではありませんが、このプラグインを入れると無機質なAIとの会話に少し色が出るので楽しいです。
ChatGPTを利用したAIチャットbotを作成したい!という人にとってはそのAIチャットbotにキャラをつけることができるので、一度導入してみると面白いと思います。
6. Image Captioning
Image Captioningは、画像にキャプションを付けるプラグインです。
これにより、Chat GPTは視覚的な情報を理解し、それに基づいて対話を行うことが可能になります。
例えば、ユーザーが提供した画像を解析し、その内容を説明するキャプションを生成することができます。
他の画像処理に特化したAIに比べて精度は劣りますが、Chat GPT上で画像処理機能が使えるようになるので意外と便利です。
ただし、先日Code interpreterがChat GPT上で使えるようになったため、今では必要になる機会が少なくなってしまったかもしれません。
7. Knowledge Graph
Knowledge Graphは、特定の主題に関する情報を深く探求するプラグインです。
これにより、Chat GPTは特定の主題についての詳細な情報を提供することが可能になります。例えば、"太陽系"という主題について深く探求し、その詳細な情報を提供することができます。
これらのプラグインを活用することで、Chat GPTはより強力な対話エージェントになります。
それぞれのプラグインは特定のタスクを助けるために設計されており、それらを組み合わせることで、Chat GPTはさまざまなシナリオで対話を行うことができます。
以上、Chat GPTで導入するべきプラグインについて7つ紹介してきました。
これからのAIの時代に乗り遅れないためにも、ぜひこれらのプラグインを活用してみてください。