高いコストパフォーマンスを誇る製品を展開していることで知られているXiaomiが28日、一部製品の価格改定を発表しました。
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価格改定の対象一覧
特に「Xiaomi Pad 5」のストレージ128GBモデルについては価格改定前の値段は43,780円であったのに対し、価格改定後の価格は59,800円と約15,000円の大きな値上げ幅となっています。
他の商品についても平均20%程度の値上げが行われており、最も値上げ率が顕著なものについては約80%の値上げが行われています。
値上げの原因は円安がメイン
Xiaomiの東アジア担当ゼネラルマネージャーは今回の大幅な価格改定について、「昨今の弊社ビジネス全体の収益性は、外部要因の変化の影響を受けやすくなっている現状があり、今回の価格改定は、サプライチェーンにおけるコスト高騰や日本円の為替レートの影響など、経済状況の変化が主な要因」と説明をしています。
Xiaomiはハードウェア製品の売上のうち純利益を5%に抑えていることをアピールするほどコストパフォーマンスを極限まで追求する企業であるため、円安の影響は免れない状況でした。
今までの価格が奇跡
最近は円安の影響でAppleなどさまざまな企業が価格改定を発表しており、その波がついに中国のコストパフォーマンスをセールスポイントにしている企業にまで波及した形となりました。
元々Xiaomiは性能日で見ても他社の製品に比べて割安であり、利益率が低いのは一目瞭然。
Xiaomiとしても一つの売りであるポイントが薄れてしまった以上、苦渋の決断であったと考えられます。
他の製品については価格維持
一方で今回価格改定が発表されていない製品については、価格は現状維持されています。
Xiaomi製のスマホについては相変わらず圧倒的なコスパを誇っているので、オススメです。
価格改定前の価格で販売しているとの声も
価格改定はすでに完了しているため、今後は値上げ後の価格からの購入となります。
一方で一部家電量販店などでは現在でも価格改定前の価格で販売されているとの情報もあり、これが最後のチャンスになるかと思います。