出先で活躍するコンパクト充電器ですが、コンパクトであるがゆえに出力が小さかったり、出力が十分でも大きさや重さが出てしまったり。
今までこれといった最適解のような充電器は発売されてきませんでした。
ところがついに、USB type Cポートを2つとUSB type Aポートを兼ね備える、世界最小・軽量クラスの3ポート充電器がCIOから発売されました。
それが今回紹介する「CIO NovaPort TRIO」。
65Wの出力に対応していながら、非常にコンパクトに仕上がっています。
そこで今回は「CIO NovaPort TRIO」を実際に購入、使用してみた感想やこの充電器のメリットデメリットについて、忖度なしに紹介していきたいと思います。
目次
CIO NovaPort TRIOの概要
まずは今回購入した「CIO NovaPort TRIO」のスペック紹介から。
カラーバリエーション
カラーはブラックとホワイトの2色展開となっています。
ポートの使用方法別出力量
3ポート使用した際はそこまでの出力が出ないのが残念ですが、仕方のない点かもしれません。
魅力1:サイズ・外見
サイズは43 × 28 × 59 mmと非常にコンパクトなサイズに仕上がっており、卵と同じくらいのサイズ感。
そんなサイズ感でありながら折りたたみ式のプラグを採用しており、カバンなどに収納する際も邪魔になりません。
また、NovaPortシリーズの充電器は全て共通して粗いシボ加工が施されており、指紋や傷が目立ちにくいデザインになっています。
質感的にはカメラレンズに近く、所有欲を満たしてくれます。個人的に質感が好きです。
魅力:Nova Intelligenceを搭載
USB Type Cポートを2つ使用して充電を行う際は、「Nova Intelligence」という電力の出力の自動振り分け機能によって、充電したいデバイスの組み合わせによって最適な出力を分配する機能が搭載されています。
例えば、MacBook Airを2台充電する際にはそれぞれに30Wずつ出力を行い、MacBook AirとiPhoneを充電する際にはそれぞれに45W、20Wを出力を自動で行います。
このように現在充電しているデバイスを自動で認識し、それぞれに合った出力を自動で判断し、出力してくれます。
他の充電器との比較
次に、同じCIOの充電器である「CIO LilNob」との比較をしていきます。
黒色の充電器が今回発売された「CIO NovaPort TRIO」、白色の充電器が前作の「CIO LilNob」になります
写真のように、全く同じ出力であるにも関わらずサイズがコンパクトに収まっていることがわかると思います。
また、重量についても改善されており、「CIO LilNob」が115gであるのに対し、「CIO NovaPort TRIO」は95gとやく20グラムの軽量化に成功しています。
ただし、重量が軽くなった一方でそれ以上にコンパクトさが際立つため、製品自体は少し密度が高い、ずっしりとした印象。
まとめ
今回は「CIO NovaPort TRIO」についてレビューしました。
非常に完成度が高く、高速充電に対応していたり、電力の配分を最適化する機能を搭載していながらこのコンパクトサイズにまとめてくるのはさすがといった印象でした。
今回のレビューが参考になれば嬉しいです。