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ホリエモバイルが発表
先日発表されたホリエモバイル。
日本人で知らない人はいないレベルで有名な起業家で、様々な事業に手を出していることで知られているホリエモンですが、今回MVMOへの参入を発表しました。
今回はそんなホリエモバイルの内容を簡単に解説しながら、ホリエモバイルのメリット・デメリットやホリエモバイルは果たしておすすめできるのかについても解説していきます。
結論:契約はオススメしない
最初に結論を言ってしまうと、「堀江モバイルはオススメできる回線とは言えない」という結論。
そのように結論づけた理由について、この後詳しく説明していきます。
また、オススメのスマホ回線についても紹介しているのでぜひ参考にしてください
そもそもMVNOとは?
MVNOとは、Mobile Virtual Network Operator(モバイルバーチャルネットワークオペレーター)の略で、自前の通信インフラを持たず、他社のネットワークを利用してサービスを提供する企業のことを指します。
つまり、MVNOは、自社で携帯電話やスマートフォンの通信インフラを保有せず、NTTドコモ、au、Softbankなどの大手キャリアのネットワークを借りて、自社ブランドで通信サービスを提供しています。
このため、MVNOは大手キャリアよりも安価な料金で通信サービスを提供することができます。
MVNOのメリット
MVNOのメリットには、低価格なサービスの提供、柔軟なサービスの提供が挙げられます。
一方でデメリットとしては、サービスエリアや品質が制限される点が挙げられます。
MVNOは大手キャリアの設備を借りているため、利用できるエリアやサービスの品質は大手キャリアに比べて劣る可能性があります。
MVNOのメリット:
- 低料金:大手キャリアに比べて低い通信料金を提供することができる。
- 柔軟性:独自のサービスを提供できるため、より柔軟な料金プランや特定の層に特化したサービスを提供することができる。
- 契約期間:長期契約を必要としない場合が多い。
- ローミング料金:海外ローミング料金が安い場合がある。
- SIMフリー:SIMフリー端末に対応している場合が多い。
低料金:大手キャリアに比べて低い通信量を提供することができる。
MVNOは、自前の通信インフラを持たずに大手キャリアのネットワークを利用するため、通信料金を低く設定することができます。そのため、MVNOの通信サービスを利用することで、大幅なコスト削減が可能となります。
柔軟性:独自のサービスを提供できるため、より柔軟な料金プランや特定の層に特化したサービスを提供することができる。
MVNOは自社で独自のサービスを提供できるため、大手キャリアにはないより柔軟な料金プランや、特定の層に特化したサービスを提供することができます。これにより、利用者は自分に合ったサービスを選びやすくなります。
契約期間:長期契約を必要としない場合が多い
MVNOは、大手キャリアに比べて長期契約を必要としない場合が多いため、利用者は柔軟にサービスを選択することができます。
ローミング料金:海外ローミング料金が安い場合があります。例えば、海外旅行に行く際にMVNOを利用すると、大手キャリアに比べて安価に通信サービスを利用することができるため、旅行者にとってはメリットがあります。
SIMフリー:SIMフリー端末に対応している場合が多い
MVNOは、SIMフリー端末に対応している場合が多いため、利用者は自分で端末を選ぶことができます。これにより、自分に合った端末を選ぶことができるため、利便性が高くなります。
MVNOのデメリット
- 通信速度:大手キャリアに比べて通信速度が遅くなる場合がある。
- 品質:通信品質にばらつきがある場合がある。
- カバー範囲:ネットワーク利用エリアが限定されている場合がある。
- サポート:大手キャリアに比べてサポート体制が弱い場合がある。
- 新しい機能の遅れ:新しい機能やサービスの導入が遅れる場合がある。
通信速度:大手キャリアに比べて通信速度が遅くなる場合がある
MVNOは、大手キャリアのネットワークを利用するため、通信速度が遅くなる場合があります。これは、大手キャリアのネットワークが混雑している場合や、ネットワークの品質が低い場合があるためです。
品質:通信品質にばらつきがある
MVNOは、大手キャリアと比較して通信品質にばらつきがある場合があります。これは、大手キャリアのネットワークが混雑している場合や、ネットワークの品質が低い場合があるためです。
カバー範囲:ネットワーク利用エリアが限定されている場合がある
MVNOは、大手キャリアと比較して、ネットワーク利用エリアが限定されている場合があります
ホリエモバイルの内容
ホリエモバイルは、NTTドコモの提供するネットワークを借りて、自社ブランドでモバイルサービスを提供するというMVNO事業者となることが発表されました。
ホリエモバイルの内容については、
- 月額3,030円で20GBの通信量&5分間の通話かけ放題
- +1,650円で通話かけ放題
- +500円で端末保証
- ホリエモンのニュース解説や音声配信などの有料コンテンツが無料に
- 「小麦の奴隷」のカレーパンが1個無料
- HORIEプロジェクト(詳細は後日発表)への参加券
という内容になっています。
MVNOとしてホリエモバイルが提供するメリットとしては、まず料金の安さが挙げられます。MVNOは大手キャリアよりも低コストでサービスを提供できるため、利用者には割安な料金設定ができるのです。
が、ホリエモバイルは格安SIMとしては通信量に対して価格は少し割高。
この後詳しく説明するホリエモンならではの付加価値にどれだけ価値を感じられるのかが主なポイントになります。
ぶっちゃけホリエモバイルはあり?
ここまでホリエモバイルの主なポイントについて紹介してきました。
そんなホリエモバイルですが、実際に契約するのはアリなのかについて解説していきます。
結論としては、「契約する必要はない」
というのが結論。
ただし、ホリエモンのファンや、ホリエモンの配信するVoicyやメルマガ、ニュース解説などの有料配信を契約している人は、ホリエモバイルに入ることで実質の月の支払いを削減することができます。
すでにホリエモンの有料配信を契約している人は契約を検討する価値は十分にあると考えられます。
まとめ
MVNOとしてホリエモバイルが提供するメリットとしては、まず料金の安さが挙げられます。MVNOは大手キャリアよりも低コストでサービスを提供できるため、利用者には割安な料金設定ができるのです。
また、ホリエモンが得意とする個性的かつ斬新なサービス提供が期待できる点もメリットの1つです。
一方でデメリットとしては、MVNOは基本的に利用できるエリアが大手キャリアに比べて狭くなる点が挙げられます。
また、大手キャリアに比べてサービス品質が劣る可能性もあります。
ホリエモバイルの場合、NTTドコモのLTE網を利用するとのことですが、それでもサービス品質は保証されないため、利用する場合は十分注意が必要です。
以上のメリットとデメリットを踏まえると、ホリエモバイルは、ホリエモンの有料配信を契約している人や、有料配信の契約を検討している人にとっては料金面でメリットが大きく、かつユニークなサービスを期待できる利用者にはおすすめできるMVNOだと言えます。
しかし、エリアカバー面やサービス品質を重視する利用者にはおすすめしづらいMVNOでもあると言えるでしょう。
以上、ホリエモバイルの解説とメリット・デメリット、おすすめ度について解説しました。
ホリエモバイルは料金面でのメリットは大きいものの、サービス品質やエリア面では不安要素もあるMVNOです。
しかし、ユニークなサービスを求める利用者にとっては、注目の MVNO でもあると言えるでしょう。
個人的にはmineoがオススメ
ホリエモバイルには興味がない人でも、これを機にMVNOに乗り換えることを検討するのも賢い選択。
POVOやahamoなどの登場により大手キャリアの通信料金も十分安くなったものの、外であまり動画などを見ない人や、逆に外で動画やSNSをよく触る人にとっては格安Simに乗り換えることで通信費を大幅に抑えることができます。
そんな格安Simとして個人的にオススメなのがmineo。
mineoの魅力は
- au,docomo,softbankの回線エリアから好きなものが選べる
- 最大1.5Mbpsの回線使い放題プランが便利
- 月額料金が業界トップクラスの安さ
が挙げられます。
au, docomo,softbankの回線エリアから好きなものが選べる
mimeoはau, docomo,softbankの回線エリアから好きなものを選ぶことができます。
個人的には回線エリアが最も広いdocomo回線を利用できるDプランがオススメ。
最大1.5Mbpsの回線使い放題プランが便利
mineo独自のサービスとして、パケット放題Plusというサービスがあります。
10GB以下のプランを契約している場合は月385円で、10GB以上のプランを契約している場合は無料でパケット放題Plusサービスを利用することができます。
通常通信量を使い切ってしまうと低速モードに入りほとんど使い物にならないレベルで回線速度が低下しますが、パケット放題Plusは通常の利用であれば全く問題なく利用することができます。
月額料金が業界トップクラスの安さ
mineoがオススメな理由は格安SIM業界の中でもトップクラスの安さにあります。
料金表は以下の通り。
基本データ容量 | 音声通話+データ通信 | データ通信のみ |
1GB | 1,298円 | 880円 |
5GB | 1,518円 | 1,265円 |
10GB | 1,958円 | 1,705円 |
20GB | 2,178円 | 1,925円 |
ホリエモバイルが「20GB+5分間の音声通話」で月額3,030円であることを考えると、mineoのプランを選ぶことで料金を3分の2に抑えることができます。
mineoも格安SIMであるためホリエモバイルと同様、通信の品質に関してはメインブランドのような高い品質は保証できませんが、近年の格安SIMは通信品質も向上し、通信の混雑する日中であってもほとんど問題なく使用することができます。
さらなる詳細についてはぜひチェックしてみてください。
今回ホリエモバイルによって再度MVNOに注目が集まりました。
これを機にぜひ格安SIMへの変更を検討してみてはいかがでしょうか。