長時間パソコン作業をしていると、どうしても肩や腰が痛くなりがち。
その原因は日本人の約8割がなってしまっていると言われている、ストレートネック通称スマホ首と言われる症状が原因です。
ストレートネックはパソコンで長時間作業していると無意識的に肩が丸まってしまい、前傾姿勢のままになってしまうことが主な原因とされています。
そんな長時間作業をしていて肩や腰の痛みな悩まされている方や、まだ痛みはないけど長時間作業される方にオススメなのが、パソコンスタンド。
今回紹介するのはONEDから発売されているMajextand。
Majextandは直接ノートパソコンに貼り付けるタイプのノートパソコンスタンドになっています。
Majextandを実際に購入、使ってみて感じたメリット・デメリットについて紹介していきます。
結論から言うと、非常に考えられた素晴らしいパソコンスタンドでした。
目次
Majextandの基本仕様
Majextandの基本仕様は以下の通り。
サイズ | 141 × 140 × 1.7(mm) |
重量 | 約136g |
角度調節 | 6段階調節可能(7〜12cm) |
カラー | 6色展開 |
素材 | ステンレスティール、亜鉛合金 |
対応機種 | 全てのApple製MacBook/MacBook Air・Pro 18インチ以下のノートパソコン(底面がフラットであること) |
カラーはゴールド・ブラック・シルバー・スペースグレー・ローズゴールド・ブルーの6色展開。
MacBookであれば自分の購入した機種の色がオススメ。
僕はスペースグレーのMacBookを購入したので、Majextandもスペースグレーを購入しました。
ONED Majextand開封
実際にMajextandを開封していきます。
パッケージは非常にシンプルで、CDのジャケットと同じくらいのサイズ感。
パッケージにも工夫が凝らされており、Majextand本体を展開するのと同じように、引き出し部分を引き出すと商品を開封することができます。
ちょっとした所にも工夫が見られ、開封する時にも楽しめる面白い機構になっています。
パッケージ内には本体と、
ゴム足と両面テープ、Majextandを貼る際に必要なアルコールが付属しています。
Majextandを使っていない時、通常ついているゴム足では高さが足らずパソコンが不安定になってしまいます。
そこで、付属のゴム足をつけることで高さが確保され、Majextandスタンドを使っていない時でも安定してタイピングすることができるようになります。
ONED Majextandレビュー
実際にMajextand本体を見てきます。
本体の厚さはわずか1.7mmということもあり、触った第一印象は薄い金属板のような感覚。
しかし、本体の素材はステンレスティール・亜鉛合金を使用しており、非常に頑丈な作りになっています。
表面の素材はMacBook本体と同じように細かい凹凸加工が施されており、パソコン本体との一体感も抜群。
裏面には両面テープが貼っており、これを剥がしてパソコン本体に貼り付ける形になります。
実際にMacBookに貼り付け
次に実際にMacBook本体に貼り付けていきます。
M1MacBook Airの場合であれば、広報の2つのゴム足の中央付近に貼り付けます。
M1 MacBook Airに貼り付ける際には、パソコン本体が後方にかけて曲線になっているため、貼る際には注意して貼ってください。
次に付属のゴム足をつけていきます。
MacBook Airの場合、後方に丸型のゴム足を、前方に細長いゴム足をつけます。
全ての工程にかかる時間はわずか5分程度と、非常に簡単に貼り付けることができます。
Majextandの良くなかった点
実際にONED Majextandを使って感じた良くなかった点について紹介していきます
ポイント
- 値段が高い
- 背面を見ることなくスタンドを引き出すのに慣れが必要
- 1段階目の角度が少し高い
値段が高い
Majextandのようなノートパソコンに貼り付けるタイプに限らず、パソコンスタンドの多くが3,000円前後であることが多い中、Majextandは約7,000円と高めの価格になっています。
「アルミの板に6,000円かぼったくりだろ」と最初は思っていましたが、実際に使ってみたら納得。
個人的には製品の完成度やMacBookに溶け込むような高級感から、この価格は妥当だと感じました。
パソコンを変えた際に貼り替えることもできるので、長期間使うノートパソコンスタンドとして、少し高いですがMajextandはオススメです。
背面を見ることなくスタンドを引き出すのに慣れが必要
Majextandは画像のように向けてスタンドを引き出す必要があります。
これをパソコンの背面を見ずに行うのが意外と難しく、最初は慣れが必要です。
まぁ慣れてしまえば特に問題ないので唯一文句を挙げるとしたらこの辺りかなということで挙げさせてもらいました。
その他の部分にはほとんど満足しています。
1段階目の角度が少し高い
Majextandを使っている人から良く聞かれる感想として、「1段階目の角度が少し急で使いにくい」という声。
初めて使うノートパソコンスタンドとしては少し角度が高すぎて使いにくいのかな、と不安でしたが、正直最初の30分くらいは角度が急で違和感がありました。
しかし、1日も使っていれば慣れ、1週間使用している現在ではもうMajextandがないとタイピングがやりずらいレベルにまで体に馴染んでいます。
ファーストインプレッションとしては使いにくいですが、慣れてしまえば非常に快適なので、角度が急なことはそこまで気にしなくても良いと思います。
Majextandのよかった点
Majextandの良くなかった点を紹介しましたが、もちろん使ってみて感じた良いと思う点も存在します。
ポイント
- 姿勢が良くなり、猫背が改善
- 角度を細かく調節できる
- タイピングが安定する
- 引き出すギミックがかっこいい
- パソコンとの一体感があり、高級感がある
姿勢が良くなり、猫背が改善
一番感じたメリットとして挙げられるのが「姿勢が良くなったことで、長時間作業をしても肩が痛くなくなった」という点。
スタンドを使っているのか使っていないのかでは目線の角度が明らかに異なり、長時間使用しても疲れることが少なくなりました。
「ノートパソコンに角度がつくだけでこんなに違うのか」と実感し、今では欠かせないアイテムになりました。
と言っても姿勢が改善するだけなので適度な運動は必須です。
角度を細かく調節できる
Majextandは7〜12cmの7段階調節が可能で、自分に合った理想の高さにノートパソコンの高さに調節することが可能です。
12cmにしてもゴム足がしっかりと接地しているため、意図的に倒そうとしない限り倒れないほど安定感は抜群。
こんなに薄いスタンドなのに、ここまで安定感があるのは普通にすごい。
最大の12cmに設定するととてもタイピングできるような角度ではなくなるので、外部モニターとしてパソコンを使用しながら、外部キーボードを使用することをオススメします。
タイピングが安定する
ノートパソコンスタンドを使用するメリットの1つとして、タイピングが安定することがあります。
なぜ安定するのかはイマイチわかっていませんが、平坦な状態でタイピングするよりも角度をつけたほうが指を伸ばす距離が短縮されることが要因であると考えています。
パソコンスタンドを使ってタイピングしている時と、使わずにタイピングしている時では、タイピング速度はもちろん、打ち間違いも少なくなっていると実感しています。
長時間作業する人や、文字を多く打つ人にはオススメです。
引き出すギミックがかっこいい
完全に主観ですが、Majextandは引き出すギミックがちょっとかっこいい。
シャキッとスタンドを引き出して、作業が終わったら側面の部分を押すだけで元通り。使いやすい上にかっこいいので、ついつい使いたくなってしまう良さがあります。
パソコンとの一体感があり、高級感がある
ノートパソコンスタンドとして有名な製品の中に、MOFTシリーズがあります。
こちらの製品も一回使ったことがあるものの、裏面のほとんどを占領してしまい、存在感が強すぎて使用を断念してしまった過去があります。
一方でこちらのMajextandは本体カラーに合ったものを選択すればパソコン本体との統一感もあって、収納した際にもほとんど存在を感じないレベルに薄く収納することが可能です。
MacBook本体と同じアルミ素材でできているため一体感もあり、非常に満足しています。
まとめ:パソコンスタンドの完成形
今回はノートパソコンスタンドであるMajextandをレビューしていきました。
値段が7,000円と高いというデメリットがあるものの、逆に考えれば7,000円で肩の痛みやストレートネックが改善することができるなどのメリットを考えればお得な製品だと感じました。
まだ肩痛くないし大丈夫だよっていう人は、まだ痛くないだけで長時間作業する人は必ずストレートネックになってしまうことは避けられません。
特に症状が出ていない人こそ、痛みがで始めて後悔する前に導入しておくのがオススメです。